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京都市歴史資料館「桂女のすがた」

今日は爽やかな一日で自転車で出町輸入食品のコーヒーを買いに出かけた(寒い時は車・・)。帰り道に京都市歴史資料館に寄ってみた。「大塚コレクション」の古地図特集だったが、入口のスポット展示が「桂女(かつらめ)」だった。私はこちらの方にぐっと引き付けられた。桂女の衣装や桂包等の実物が展示されている。この「職人歌合画本」の図にも興味を惹かれる。

「大原女」を知っている人は多いが「桂女」を知っている人はかなり少ないのではないか。私は今回の展示で初めての言葉だった。実は時代祭の「中世婦人列」で白い布を頭にまいて曲げ物桶を手に持って歩いているので、その姿はご存知かもしれない。平安時代から時代時代でその役割も違ってくるみたいだが、巫女だったのか物売りだったのか遊女だったのか、江戸時代には飴を献上したり守札を配る権利も持っていたとの事。たまたま通りかかった建物の一角に佇んでいるような桂女の姿が頭の中に残っている。

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