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細見美術館「古裂に宿る技と美」

ずっと行きたいと思いながら、なかなか時間が取れずやっと細見美術館の「ぎをん 齋藤コレクション」を見に行ってきました。いきなり「慶長裂」がたくさん並んでいたのに驚きです。「慶長裂」を使った表装のものを持っているのですが、私の持っている関係図録には黒地のもの1点しか載っていないので他にも見てみたいとかねてから思ってたのでした。刷箔や絞りの有るもの無いもの、いろいろなパターンがあります。刺繍模様が細かくて「慶長裂」は何とも素敵です。辻が花はやはり桃山を感じます。そして中国唐代の錦や正倉院裂と大変魅力的なコレクション。8月6日の「染色史から見た<ぎをん齋藤コレクション>」の講演も楽しみにしております。

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