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松花堂昭乗 皆川山城守宛て書状

Letter Shokadou Shojyo to Minagawa Yamashironokami
品番
s16
サイズ
40.6x16.5 45.3x101
年代
江戸時代初期 Early Edo period
作者
松花堂昭乗
天正10年(1582) ~ 寛永16年(1639) 江戸時代初期の真言宗の僧、堺の人。文禄2年(1593) この頃近衛信尹に仕える。慶長3年(1598) 石清水八幡宮に入り出家、瀧本坊実乗に師事して密教を学ぶ。
書を近衛前久に学び後に独自の書風(松花堂流・滝本流)を編み出し、近衛信尹、本阿弥光悦とともに「寛永の三筆」と称せられた。
価格
165,000円(税込)
備考
便りをしないままに年の瀬になってしまったが、年明け早々にも参賀、ご祝儀を申し上げるつもりといった内容の書状(読み下し文あり)

本紙・表具の状態が悪いので表具を変える事も検討しましたが、古い書状でもあり、表具裂が素晴しいのであえてこのままの状態で鑑賞して頂けたらと思いました。

紙本絹装合箱

皆川広照(1548~1628)は家康の六男松平忠輝の御付家老であったが忠輝の不行跡を幕府に訴え逆に改易されてしまう。智積院で剃髪謹慎、大阪夏の陣に出陣、1623年赦免。下野で小勢力ながら上杉、北条、織田、徳川と主君を変えながらも戦国時代から江戸時代の譜代大名として生き残った。
山上宗二の秘伝書「山上宗ニ記」を託された一人で茶の湯にも深い関心があった。

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