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伝藤原清輔「片仮名本 新古今和歌集切」
Fujiwarano Kiyosuke Imakigire:「A piece of Katakana-Shinkokin Wakasyu」
- 品番
- w32
- サイズ
- 9.7x17.8 26.4x133.5
- 年代
- 鎌倉時代初期 Early Kamakura period
- 作者
- 藤原清輔
- 長治元年（1104）~治承元年（1177）
- 価格
- 商談中
- 備考
- 紙本絹装合箱
小松茂美「古筆学大成」によると
清輔本と呼ばれるものがあるが立証はされていない。しかし藤原清輔が承安3年（1173）に「片仮名本後撰」集を書写したことは明白になっている。その後、鎌倉時代に入って「仮名名本後撰集」などが出現し、片仮名による歌集や物語の書写が行われていく。この作品もそういったものと思われるが、片仮名本の「新古今和歌集」はこの他にはなく唯一無二のものとのこと。