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蓮月・鉄斎「客来一味 画讃」
Rengetsu・Tessai「Frosty morning: The arrival of friends with whom we can share our hearts.
- 品番
- wp42
- サイズ
- 31.5x123.5 34x200
- 年代
- 幕末 Late Edo period
- 作者
- 大田垣蓮月・富岡鉄斎
- 大田垣蓮月:寛政3年(1791) - 明治8年(1875)江戸時代後期の歌人・陶芸家・尼僧。肉親との縁の薄い人生で三十代初め頃に剃髪し蓮月と名乗る。蓮月焼と呼ばれる陶器に釘彫りで和歌を掘ったものが人気を博す。富岡鉄斎を育て飢饉の時には私財を投げ打って慈善事業に力を入れた。神光院で85歳で没す。
富岡鉄斎:天保7年(1836)~大正13年(1924) 明治・大正期の文人画家、儒学者。京都の生まれ。家学の石門心学、国学、漢学を学び、18歳頃に太田垣蓮月の侍童となり大きな影響を受ける。多くの人より指導を受け山中信天翁との出会いから画業で生計を立て始め私塾を開設。維新後は神官を務め、日本各地を旅した。「最後の文人」と謳われ絵画は余技であり儒者が本職と考えていた。 - 価格
- 275,000円(税込)
- 備考
- 冬はたの おほねのくきに 霜さえて あさとてさむし
をかさきのさと 七十五才 蓮月
冬畑の大根の茎に霜冴えて 朝とて寒し岡崎の里
客来一味:心の通う友が訪れてくれた時、畑で収穫した野菜を料理してもてなすこと
紙本絹装 神光院一水極箱
「客来一味」のことばと大きな野菜の画は、古くは明の国王から足利義満に送られたものがあり、以降、茶会記に残る名物として知られている。