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おうちでお薄

店に郵便物を取りに行った帰り、柳桜園でお抹茶、玉壽軒で干菓子を買う。少し前から洋菓子や菓子パンを我慢しなければならない事になり、甘い物好きの特に小麦類やクリーム好きの私にとってとても寂しい事になってしまった。

それが、たまたま口にした干菓子の美味しさに気づく事になって、この頃は口の中で溶けてゆく儚い素朴な甘さにはまっている。多くの時間を家で過ごすようになった。私は家では殆ど日本茶を飲まなくて、コーヒーか水を飲む。でもコーヒーばかりでも詰まらなくなったからか、おやつが干菓子になったからか、急に無性に薄茶を飲みたくなり柳桜園に立ち寄ったのだ。

家の整理をした時に、母の茶杓や茶筅は残しておいたが、練習用の抹茶碗は老人ホームに寄付してしまった。むかし売買していた抹茶碗も自分用を持つ余裕もなく、結局家には一つも茶碗が見当たらない。そんな訳で今日は愛用の飯茶碗でお薄を点てた。お湯を入れ過ぎてシャバシャバになってしまったが、勧められた「小櫻」は香りも味も良くて大変おいしかった。もうお茶を習うことはないだろうが、自宅で好みの茶碗でお茶を点てるのは、それはすごく素敵な事に思える。骨董の交換会が再開され、平和な日々が戻ってきたら、自分用に普段使いの抹茶碗を買ってみたいと思っている。

 

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